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営業職はキャリアパスをどう描いていくとよい?

営業職は企業の利益を生み出す仕事で、会社から期待される反面、大きな責任を負っています。特に売上や利益といった数字で評価されるため、プレッシャーのかかる仕事であるともいえます。

営業職の方の多くは、本当にこのまま営業を続けていいのかと悩んだり、今後のキャリアについて考えたりする方も多いのが実情です。

ここでは、営業職の人にとってどのようなキャリアパスが広がっているのかについて解説していきます。

営業職のキャリアパスとは?

営業職のキャリアパスはさまざまです。営業職で培ったスキルをさまざまなポジションで生かすことが可能です。

マネージャー・管理職

マネージャーや管理職といったポストでは、チームで結果を残すということが使命となります。ここで大切になってくるのが、マネジメントの能力です。

個人の営業時代に結果を出せていても、マネジメントにおいては異なったスキルが必要であるということを認識しておきましょう。

また管理職は、マーケティングの知見や計数管理といった能力も必要となり、メンバーを育成する力も大切になってきます。管理職は、営業部門を統括するリーダーの役目として、会社全体を広く見渡し会社が求めるビジョンの達成にまで目を向けなければなりません。

企画や商品開発部への異動

新しい商品やサービスを生み出す企画・商品開発では、営業時代の経験が活かされるケースがあります。

例えば、営業時代に取引先などとの商談でヒアリングした情報をヒントに、商品やサービスの開発に活かすなどがあります。また、フットワークの軽さや高いコミュニケーション能力があれば、スピード感のある企画の進行が可能になります。

他業界へ転職

前職の営業職の経験を生かして他業界の営業職へ転職するという方も多いです。

例えば、メーカーの営業職から商社の営業職に転職した場合、商社自体が営業職中心である場合が多いため、自然な流れでこれまでのキャリアをそのまま活かすことが可能です。ただ商社は特性上海外の取引先と仕事をするシーンも多いため、これまで経験のなかった英語でのコミュニケーション能力などが求められる場合もあるため、勉強する姿勢が大切です。

起業・独立

営業で大きな結果を残した人は、起業や独立を考える方もいます。

起業や独立をしようと考えた場合大事になるのが、人脈作りです。前職の人脈を生かして自分のビジネスにつなげることができれば、事業を軌道に乗せやすくなります。

また、事例として多いのが、企業と業務委託契約を結んで、個人事業主として営業活動をするケースです。この場合、歩合制や年俸制で営業代行として働く場合や、業務委託先の企業の中で営業活動を行う場合などがあります。

起業や独立は、会社員時代と違って全てのことを自分で行わなければなりません。そのため、これまでは他部署が担っていた営業以外のスキルも必要になってきます。

まとめ

営業職は非常に重圧のかかる仕事であり、常に数字と向き合っていくため、このまま営業を続けてよいものなのか悩んでしまう方が多いのが実情です。

ただ、他の職種と比較して、キャリアパスの選択肢は多いといえます。営業職のキャリアがある方は、数年後のことを見据えながら、今後自分はどういったキャリアを積み重ねていきたいのかじっくりと考えてみるとよいでしょう。

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