家賃は給料に対して何割が目安?家賃を決めるときのポイント
賃貸の物件に住んでいると、どうしても毎月かかってくる固定費が家賃です。
一人暮らしの場合と家族で住む場合では、広さや立地などの選定条件が変わってきます。
家賃は、広さや立地、築年数などによって異なりますが、給料に対してどのくらいまでの金額なら出してもよいのかということについて疑問に感じている方も多いと思います。
ここでは、給料に対しての家賃の目安について紹介するとともに、家賃を決めるときのポイントについて紹介していきます。
家賃は給料の3割以内におさえるのが理想
一般的に家賃は、給料(手取り収入)の3割以内におさえるのが理想であると考えられています。ただし、家賃の相場は地域によって異なるので、一概にはいえない部分はあります。例えば、東京23区内に住んでいる場合、相対的に見て家賃相場は高い傾向にあるため、給料の3分の1以上払っているという方も多いのが実情です。
給料の3分の1以内におさえる必要がある理由ですが、インターネットやスマートフォンといった現代社会においては欠かせない固定費が昔と比べて増えているためです。
また、家賃を考えるうえで大切になってくるのが、その家賃を支払うことでいくら手元に残るのかという計算をすることです。
例えば、手取りが20万円の人で家賃が6万円である場合、残りの14万円で、食費や公債費、水道光熱費、娯楽費などを捻出しなければなりません。また、残った金額からある程度貯金する額も決めておく必要があります。
一人暮らしの場合と、家族で暮らす場合とで条件は異なりますが、毎月かかる費用を計算することと、いくら貯金ができるかということについては、家計簿などをつけて家計管理を行い、計算しておくとよいでしょう。
家賃を決めるときのポイント
家族が増えたため、今の家が手狭になり引越しを検討するといったケースがありますが、新しい家を決める前に注意したい点があります。
家賃に加えてかかる管理費・共益費・駐車場代も考慮する
家を借りる際、見落としがちなのが管理費や共益費、駐車場代です。これらは毎月家賃と同じように差し引かれる費用であるため、家賃に含めて計算をする必要があります。
家賃以外にかかるコストを削減する
家賃は給料の3割以内に抑えると前述しましたが、これは家計を考えた時に一般的にバランスがよいとされており、この割合は調整することも可能です。人によって生活スタイルは異なるので、他で調整できるのであれば問題ありません。
例えば、立地がよい家や築年数が浅い家は家賃が高くなりがちですが、そのような家に住みたいと考えている場合は、生活費を削減する事で実現可能です。食費を削ったり、飲み会の回数を減らしたりすることで、節約につながります。
まとめ
一般的に家賃は手取り収入の3分の1におさえるのが理想であるといわれていますが、人によって生活スタイルは異なり、何にお金をかけて何を節約したいかは人によって異なります。
これから新しい家に引っ越しを検討している方は、是非この記事を参考にしてみてくださいね!