東京で一度は行きたい！天ぷらの名店5選

天ぷらは、カリッとした食感とサクサクした歯ごたえ、そしてジューシーな味わいが堪らない人気の和食料理です。料理人たちは、素材ごとに揚げる時間や衣の厚さを微調整し、季節や産地に合わせて絶妙な変化を加えながら、最高の状態に仕上げます。今回は、そんな職人技が光る、一度は訪れてみたい東京の天ぷら名店を5軒ご紹介します。

てんぷら近藤（東京都／銀座駅）

てんぷら近藤のホームページのスクリーンショット

多くの著名人やファンを魅了し続け、銀座で30年以上愛される老舗店「てんぷら近藤」。店主の近藤氏は、「現代の名工」という各分野で優れた技術を持つ者に授与される賞を、天ぷら料理界で初めて受賞した名料理人です。

名物「さつま芋の天ぷら」は、10センチ以上の厚さのさつま芋を30分かけてじっくり揚げることで、甘みと水分がぎゅっと閉じ込められた一品。そのみずみずしさと上品な甘さは他では味わうことのできない特別な天ぷらです。見た目のボリュームに反して、軽い食感のため、あっさりと食べきれてしまうでしょう。巨匠の技が光るこの一皿を、ぜひ一度味わってみてください。

店舗名	てんぷら 近藤
住所	東京都中央区銀座5-5-13 坂口ビル9F
アクセス	東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 「銀座駅」から徒歩5分
ウェブサイト	https://tempura-kondo.com/

日本橋 天ぷら魚新（東京都／日本橋駅）

日本橋 天ぷら魚新のホームページのスクリーンショット

「日本橋 天ぷら 魚新」は、明治時代に赤坂で創業した鮮魚店をルーツとする老舗の天ぷら専門店です。このお店のおすすめは、旬の味覚を存分に楽しめる「天ぷらコース」。厳選された車海老や貝などの魚介類、野菜の天ぷら、ボリュームたっぷりのかき揚げなどが揃い、満足度の高い内容です。コースはランチとディナーで異なるため、事前に確認をしておきましょう。さらにランチタイム限定の天丼は、日本酒との相性が抜群で、昼間から贅沢な味わいを楽しめる一品となっています。　

コレド日本橋内に位置するため、アクセスもしやすく、ふらっと立ち寄るのにも、特別な日を過ごすのにも最適な空間です。落ち着いた雰囲気の中でゆっくりとその味を堪能してみてください。

店舗名	日本橋 天ぷら魚新
住所	東京都中央区日本橋1-4-1 コレド日本橋4F
アクセス	東西線・銀座線・浅草線「日本橋駅」から徒歩1分
ウェブサイト	https://www.arclandservice.co.jp/uoshin/

天雅（東京都／中目黒駅）

天雅のホームページのスクリーンショット

中目黒駅から徒歩約4分の場所にある「天雅」は、天ぷらと日本料理を楽しめる隠れ家的なお店です。

「天雅」で特に評判なのが「天ぷら会席」です。特に店主の足木雅彦氏の父が得意とする「うにの天ぷら」は絶品で、足木氏自身のこだわりも随所に感じられます。毎朝、北海道産の羅臼昆布と枕崎産の本枯節で出汁を引き、お椀や天つゆに使用。また、油には太白胡麻油と大香胡麻油をブレンドし、独特の風味を引き出しています。

ご飯には地元豊橋産の「女神のほほえみ」を使い、そのぷりっとした食感が天丼や天茶漬けにもよく合います。

「天雅」で、極上の天ぷらと日本料理を心ゆくまで堪能してみてください。

店舗名	天雅
住所	東京都目黒区上目黒3-16-13 キューブM B1F
アクセス	東急東横線 中目黒駅 徒歩4分
ウェブサイト	https://ge25100.gorp.jp/

天冨良 よこ田（東京都／麻布十番駅）

天冨良 よこ田のホームページのスクリーンショット

東京都 麻布十番にある天ぷらの名店「天冨良 よこ田」は8年連続でミシュランガイド一つ星を獲得。その人気の理由は、シンプルでありながら丁寧に仕立てられた料理にあります。

丁寧な仕込みと改善の繰り返しによって生まれた軽やかな食感が、美味しさの秘密なのです。

「天冨良 よこ田」では「おまかせ」コースのみを提供しています。こだわりの食材は、長年信頼のある仲買から仕入れているため、いつも新鮮な味を堪能できます。また、天ぷら屋で初めてカレー塩を導入したことでも知られていますが、塩レモンでシンプルな味わいも絶品です。特に、レアな火加減で揚げた海老と塩レモンの組み合わせは、一度味わえば忘れられない美味しさです。厳選した食材を薄い衣で揚げているため、食べ疲れることなく楽しむことができます。

「天冨良 よこ田」で極上の天ぷらをぜひ体験してみてください。

店舗名	天冨良 よこ田
住所	東京都港区元麻布3-11-3 パティオ麻布十番II 3F
アクセス	東京メトロ南北線「麻布十番駅 」から徒歩3分
ウェブサイト	https://yokota-g.com/

天ぷらとワイン しの（東京都／広尾駅）

天ぷらとワイン しののインスタグラムのスクリーンショット

「天ぷらとワイン しの」は、ワインを中心に飲食事業を展開する「グレープス」が運営元の天ぷら店。選りすぐりのワインや日本酒とともに楽しめるよう、衣は白く薄く、油の香りを抑えた軽く上品な仕上がりが魅力の秘訣です。

料理人は、「山の上ホテル」や「東京ベイコートクラブ」、銀座の創作和食店で経験を積んだ彰喜さんです。

このお店では、豊洲市場や産地から直接仕入れた新鮮な食材を使用した一品が楽しめます。揚げ油には香りの少ない綿実油を使用し、食材の風味を引き立てています。薄い衣で仕上げ、中の具が見える「白い天ぷら」が特徴です。ワインは、ソムリエが約300種類の中から料理に合う1杯を選んでくれます。

カウンター席が6席、個室が1室ある店内は、特別な人と過ごす隠れ家としても利用可能な落ち着いた空間です。

自分のペースで好きなものを楽しみながら、こだわりのワインと共に天ぷらを堪能してみてください。

店舗名	天ぷらとワイン しの
住所	東京都港区西麻布4-2-15　水野ビル2F（ビル1FのCafé Apéro内に入口あり）
アクセス	東京メトロ日比谷線「広尾駅」から徒歩約8分
インスタグラム	@tempura.wine_shino

まとめ

今回は、東京で特に評判の高いお店を5店舗厳選してご紹介しました。揚げたての天ぷらを口にした瞬間に広がる幸福感は、他では味わえない特別なものです。

各店舗の天ぷらは、素材選びから仕込み、揚げ方に至るまでの細かな工夫が感じられます。旬の食材を使用した揚げたての一品一品が、特別なひとときを演出してくれることでしょう。

ぜひ皆さんも、ここで紹介した天ぷら店に足を運び、素晴らしい食の体験をしてみてください。