スーツのベルトを長持ちさせる正しい保管法とは?
仕事が終わり自宅に帰ったあと、スーツを脱ぐ際ベルトはどのようにしていますか?すぐにまた同じスーツを着るからといって、ベルトをスラックスにつけたまま保管していないでしょうか。これは誤った保管方法なので、よくありません。誤った保管方法を継続していると、ベルトが痛んでしまい長持ちしません。
この記事では、やってはいけないベルトの保管方法についてや、ベルトが長持ちする適切な保管方法について解説していきます。
やってはいけないベルトの保管法
スーツを着こなすうえで、アクセントともなるベルトですが、こういった革の小物も大事にしていきたいものですよね。スーツを脱いだ後に、スラックスにつけっぱなしのまま保管するのはNGです。また、ベルトを丸めて保管するという方法もよくありません。
その理由として、ベルトは革製であるため、特に夏場など汗をかきやすいシーズンである場合、ベルトが水分を含んだ状態であるケースがあります。このような状態でスラックスにつけたまま保管してしまうと、色落ちや移染(色移り)が起きてしまう場合があります。また、ベルトの素材が合成皮革の場合は、加水分解を起こす恐れもあります。
ベルトを丸めて保管した場合では、ベルト自体にクセがついてしまうのと、カビが生える可能性があります。もしこのような方法で保管しているという方は、今すぐにやめるべきです。
ベルトの正しい保管法とは?
ベルトを保管するうえで適した環境は、
1) 日光が直接当たらない場所
2) 風通しが良い場所
上記2つを満たしている環境がベストです。
おすすめの方法として、「ベルト用ハンガー」を活用するとよいでしょう。ベルトのバックルにフックで引っ掛けて吊るして保管できます。この方法だと、スペースもとらずたくさんのベルトを引っ掛けて保管することができます。その他の方法として、ネクタイハンガーにかけて保管するのもおすすめです。先程のベルト用ハンガーと同じく吊るして保管ができ、100円ショップなどでも手軽に入手できます。
ベルトは保管方法によっては長持ちする
スーツスタイルにおいて、ベルトはファッションアイテムの一つであり欠かせません。良いものを長く使用したいと考えている場合、正しく保管することがとても大切です。この記事で紹介した、ベルト用ハンガーやネクタイハンガーといったものを上手に活用して、カビや変形などから守り長持ちさせましょう。